yatorilog

主にイラストを頑張るブログ

十三機兵防衛圏の話(と絵)

私はゲームもめちゃくちゃ好きだ。趣味だ。

というわけで、デスストランディングが終わって、次にやるゲームは、amazonでやたらと高評価が目立っていた「十三騎兵防衛圏」に決めた。

ちなみにデスストランディング、めっっっっっっっっちゃいいゲームだった。小島監督はやっぱり天才だった。

この世界のどこかにいる誰かと誰かの「善意のつながり」が沁みるゲームだった。当時はコロナなんてまだなかったけど、この状況を予見したようにも思える内容のゲームだった。

最後あたりはめちゃくちゃに泣いたし、やっぱり繋げていくことって本当に尊いことだと思った。これを分かっている大人になりたい。

人を選ぶゲームだけど、私はプレイして本当によかった。またいいゲーム体験ができた。

 

話が逸れた。というわけでデスストの次は十三機兵に決めた。

結果的にはこのゲームもある意味で「繋がり」が生きているゲームだった。とてもよかった。

13人の主人公のストーリーが時系列バラバラに展開されていくので、理解するのが大変だったが、とりあえずとってもSFでボーイミーツガールで少年少女でとてもよかった。

 

調子に乗ってファンアートを描いたので載せておく。とにかく機兵起動シーンがいいのだ、これはゲームをやった人にしかわからないと思うのだけれど、色々な過程を経て少年少女が起動マーカーに手を伸ばすのが本当にエモいのだ。あと単純にカッコいい。

 

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女子の機兵起動マーカーの位置、概ねけしからん位置にあるの、フェティシズムを感じる。なっちゃんだけは健康的な位置にあるのもいい。

 

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男子は女子みたいに直球じゃないけど男子の色気を引き出せる位置にあるのがにくい。あと緒方くんはなっちゃんポジ。沖野くんのマーカーがうなじにあると聞いて沖野くんを加えずにはいられなかった。

 

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らくがき

 

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いおりちゃんの機兵起動

 

 

以下、キャラについて大まかに感想。すごくネタバレあると思います。

 

 

 

 

・十郎

十郎のせいで、物語がタイムリープなのかループなのか何なのかわからなかったぞこの野郎!と言いたいところだけど、この物語をハッピーエンドにしてくれたのも十郎なのだ。勿論他のキャラクター達も頑張ったけど、十郎が事実に気づいて動いてくれたからこそ、いいラストに辿り着けたので、そういう意味でやっぱり主人公は十郎だなあと思う。

初めは五百里ちゃんとくっつくと思ってたけどとんだミスリードされました。記憶飛ぶ前の、恵ちゃんとのエピソードとかもっと見たかったなあ。

十郎って名前がちょうどいい昭和感とSF感が出ててとても好き。機体の性能もオールラウンダーで、優しい十郎に似合っている。でもどちらかというサポート系の機体で火力は普通なので、それで前線出たらまあ無理だわな記憶も飛ぶわなとも思う。

しっぽも和泉も鞍部も、優しいんだけどちょっと不器用で気持ちを伝えるのが下手そうでかわいい。

 

・五百里

とにかくビジュアルと声がめちゃくちゃ可愛い。抱きしめたい。ふわふわでいい匂いしそう。可愛い。めっちゃ可愛い。そして戦闘でもヒーラー。似合う。

森村とか千尋みたいなちょっとひん曲がった性格にどこからなったのか、もともとはあんなに可愛くて天真爛漫な子なのに、環境がそうさせたのか。五百里という新しい名前で生きていく彼女は、いろんなしがらみに囚われないでまっすぐに生きてほしい。瑛くんにまっすぐに恋する乙女なところを抱えたまま、ロボットに乗って戦う女子高生になってるのがとてもいい

。機兵起動シーンが好きなキャラクターの1人。一番最初に五百里をクリアしたので、一番最初に機兵起動を見たけどめちゃくちゃ鳥肌たった。

 

・瑛くん

戦隊モノでいったら絶対ブラックの位置!!クールでイケメンでミステリアス!!

そんな瑛くんだけど、ずっと神経尖らせていてめちゃくちゃ疲れてそうだなとシナリオ通して思っていた。そんなところにあの天真爛漫ないおりちゃんが現れてよかった。戦いが終わった後は彼女とゆっくりした安寧の時を過ごしていてほしい。なんだかんだいおりちゃんのことめっちゃ好きだし大事にするんだろうなと妄想してる。十三機兵男子はだいたい女子のこと(というか仲間たちのこと)を大切にしてくれそうだから安心できる。

 

・恵ちゃん

初めはとんだメンヘラ十郎女と思ってたごめん。結果的に恵ちゃんも物語をハッピーエンドに導いた功労者だった。しっぽの指示したこと、ある程度の度胸と身体能力がないとできないことなので、料理もできて可愛い恵ちゃんは有能少女。あと絶妙にけしからん起動マーカーの位置は彼女のエイムのおかけである。

内に溜め込むタイプなので色々損してるんだろうなあと思うと愛おしくなってくる。慶太郎のハンバァグの要求をすっ飛ばして今夜のごはんをお魚にする恵ちゃん、「こいつめんどくせえ女だな」感が出てていい。

戦闘、第4世代は支援系なんだけど、第1世代と第3世代の火力が高すぎてあまりぱっとしないんだよな(ごめん)。

 

なっちゃん

なっちゃーーーーーーん!!!!!!好きだーーーーーーー!!!!!!!!

暗くなりがちな物語の中で、ぱっと花が咲いたような、太陽のような、明るくて元気ななっちゃんがほんとーーーに好き!!!

誰が敵で誰が味方か全然わからなくて悶々としがちなんだけど、なっちゃんと慶太郎だけはいい奴確定しててほんとオアシスだった。このカップルが一番好き。五百里と瑛もボーイミーツガールだったけど、なっちゃんと慶太郎はさわやかでSFなボーイミーツガールでとっても!!!良い!!!!!

なっちゃんのシナリオが王道で爽やかで華があって一番楽しかった。

あと戦闘面もめちゃくちゃに火力が高くて素早さが低い遠距離系で好き。なっちゃんはスキルで素早さ補ってて、その分手数が増えて超火力なのも好き。第3世代めっちゃくちゃ強い。好き。

 

・慶太郎

誠実で真面目な慶太郎なら、なっちゃんを任せられる。地球時代のカップルがこうして時を経て実を結んだのがいい。五百里や網口くんのように自由に抗って自由な結果になっているのもいいし、東雲先輩みたいに囚われているのもいいけど、こうして地球時代と同じなのもとてもいい。なっちゃんと並んで安心できるキャラクターだった。地球の慶太郎も、今の慶太郎も見た目が好き。瑛くんとか郷登くんみたいな直球のイケメンではないかもしれないけど、隠れたイケメンというか、この安心感とか優しさとかまっすぐさから来るお顔の雰囲気が好き。俳優になったらウケるタイプだと思う。堅物なようでいて、慶太郎と呼ばせてくれる彼の空気感が好き。要は好き。

 

・うさみちゃん

因幡のうさぎで絶対因幡深雪って兎美ちゃんやないかい!!と思ったんだけど、因幡のうさぎを知っている人はどれ位いるのだろうか。

こういう、赤メガネに三つ編みおでこの白タイツ系女子、クラスに1人はいると思うんだけど、これもどれ位共感してくれる人がいるんだろうか。

うさみちゃんが時代によって1番性格のブレが激しい気がする。因幡さんのまどろっこしさったらないもの(ごめん)。今のうさみちゃんは井田先生とか網口くんに惹かれないだろうなあ、捻二とお似合いだなあと思う。このカップルも好き。捻二くんに不器用ながらもめちゃくちゃ愛されて幸せになれこの野郎。

 

・捻二

最初はオラオラ系昭和リーゼントチンピラやなぁとしか思ってなかったけど、物語を進めるにつれて彼の優しさに絆されていきました。あと声がめちゃくちゃ好き。普段粗暴なんだけど、優しくなるときの声がイケボ過ぎて「こういうので沼に落ちるんだろうな」っていうのが垣間見えた気がする。普段ツンケンしてるのに、女子が弱ってると「大丈夫か」とか「保健室行くか」とか優しく気遣ってくれる捻二ほんとイケメンか。家庭でうさみちゃんに尻に敷かれつつもいい旦那になるんだろうなってのが見える。うさみちゃんへの真っ直ぐな愛情表現が可愛い。愛すべき馬鹿とは彼のことである。

戦闘は火力にもの言わせてガンガン殴っていく第1世代組で本当よく働いてくれた。

 

・網口くん

チャラい初見とは裏腹の過去(というか、前世?)をお持ちの人。重たくなりがちなエピソードを軽くしてくれる飄々とした性格がいい。一度惚れた女には精神的に尽くすんだろうけど(そして時にそれは病的なまでの一途さである)、兎美ちゃんのことあんだけ好きでいて東雲先輩を弄ぶとことか、エンディングで浮気まがいのことをやからすとことか、もうこいつは土台がある程度チャラいのだろうなと思う(ごめん)。

彼のスニーカー、いいブランドのお高そうなものな雰囲気がする。持ってるものがいちいち良いものそうで、でもそれを鼻にかけることないんだろうなと思う。

 

・ユキちゃん

なっちゃんのことめちゃくちゃ大事だし好きだしなんなら網口くんより優先されてるんだけど、それは母性か友情か。ただなっちゃんはめっちゃ可愛いし良い子だから仕方ない。

ユキちゃんの腹チラすごくイイしすごくすべすべしてそう触りたい。とんがってる風なのに髪にはリボン付けてたりとか、ちゃんと女の子らしい所もあって可愛い。

 

・郷登先輩

先輩のシナリオだけ特殊で、ほかの12人をかなり進めてからでないと解放されなくて、どちらかというと種明かしというか伏線回収というか、そんな意味合いが強かった印象。そんでもって影の立役者というか。千尋(幼女)が協力してくれたのも先輩のおかげだし。スカした面してるし(ごめん)言葉少ないけどほんとは結構優しいところ多めなのかもしれない。あとめっちゃ頭いいんだろうな〜模試とかの全国順位常連なんだろうなという妄想。

 

・東雲先輩

いい意味で地球時代の人格とか人生とかから乖離していく子達が多い中で、東雲先輩はいまだ囚われている感じがした。たぶんすごく真面目で、ひたむきなんだろうなと思う。それがあんまりいい方向に向かないところが東雲先輩。なかなか方向転換できず暴走しがちで、常に頭痛に悩まされ、大人に振り回され、負の部分をシナリオ的にも背負わされ、損な役回りである。また変な方向に行かないように、郷登先輩頼んだ。あとちゃんと幸せにしてあげてほしい。

元気な先輩のエピソードとか見てみたかったなあと思う。普段の思いつめていない彼女はどんな感じなんだろう。

先輩のビジュアル、1番のポイントは靴下の長さだと思う。あの絶妙な長さわかってる。ああいう美形で線細くて病的なキャラはあの長さがいいのだ。東雲先輩のおみ足ほんと好き。

あと戦闘でガーディアン使った時の「囮を出すわ…」ってボイスがめちゃくちゃ好き。

 

・比治山くん

なっちゃんとは別方向の癒しポジ。なっちゃんと同じく比治山くんも裏がないとわかってるからか、シナリオの安心感があった。いや、まあ、だいたい焼きそばパンと沖野くんのことを考えている印象しかない。そんな単純さが彼のいい所であり可愛いところなのだ。まっすぐで日本男子で精悍な顔立ちで男らしくてちょっとアホで、沖野くんは自分にはないそんなところに惹かれたのかなぁと妄想してる。

なんだかんだ真面目なので、一度した約束はちゃんと守ってくれそう。犬系男子筆頭。

短髪白制服の比治山くんがめっちゃイケメンでめちゃくちゃ好き。